眠れず不健康なら睡眠導入剤

睡眠導入剤というと、よくドラマや映画でも見ることがありますが、どれも依存性の高さなどを描かれています。ですが、はたして本当に睡眠導入剤は使用者にとって依存性のデメリットしかないのでしょうか?

傾眠作用の始まりが早い超短時間型睡眠導入剤

経済の発展の過程においては人々に大きなプレッシャーがかかることが多く、精神的な負担が大きくなった結果として不眠症に悩ませる人が多くなる傾向がありました。その影響を受けて古くから睡眠導入剤の研究開発は勢力的に行われてきています。作用メカニズムの違いや効果の持続時間などによって分類分けがなされており、不眠症の症状と患者の訴えに応じて適切な睡眠導入剤を処方するということが求められています。
効果の持続時間については長時間型のものから超短時間型と呼ばれるものまで多様な作用時間の長さの睡眠導入剤があります。不眠症には寝付くことができない入眠障害に苦しむ人もいれば、寝ている間に目が何度も覚めてしまう中途覚醒に悩む人も、眠りの浅さによって睡眠時間は取れているのに疲労が回復せずに頭を抱える人もいます。その人の生活習慣も加味してどのくらいの半減期のものを選ばなければならないかということが考えられます。患者として多いのが入眠障害であり、その場合にまず選ばれるのは超短時間型の睡眠導入剤です。超短時間型であることによって作用の効き始めも早く、傾眠作用を示すことによって入眠で切ればそのまま眠り続けることができると期待できるからです。傾眠作用が生じるまでに15分程度しかかからないようなものもあることから、眠りたいときに速やかに眠ることができるようになるというのがそのメリットです。傾眠作用が始まるのが早すぎる場合や、その継続時間が必要となる場合にはより半減期が長く、作用時間が長い睡眠導入剤を使用するという形で徐々にその患者に合うように使用する睡眠導入剤を変えていくということもよく行われる治療の進め方となっています。